杉内俊哉投手のカットボールの握り方・投げ方です。
近年はほとんど投げていないようですが、ソフトバンク時代には投げていたようです。
握り方(左投げの場合)
手の甲側から見たときボールの若干左側を握ります。握り方はフォーシームの握り方から少し左側にずらすようにして握ります。中指はやや深めに縫い目にかけ、人差し指は指の腹を縫い目に掛けるようにします。親指は縫い目にはかけません。
投げ方
ストレートと同じ腕の振りで、ストレート以上に腕を振って投げます。特に回転や曲げることを意識することはありません。
球速
130㌔~140㌔
杉内投手のストレートより若干遅い程度です。
変化の軌道とバッターの反応
バッターの手元でボール一つ二つ分変化します。主に横の変化です。バッターはストレートと思ってバットを出してしまいますが、右バッターだと内角に差し込まれて内野ゴロになります。左バッターだと詰まって内野フライになることが多かったようです。
狙いどころ(左投げの場合)
右バッターであればど真ん中・内角からバッターの体に食い込むような軌道をイメージします。左バッターであれば、外角に逃げていく軌道をイメージして投げます。
握り方画像