菊池雄星投手のスライダーの握り方・投げ方です。菊池雄星投手が最も信頼を置いている変化球で、全投球の25%程度を占めます。
握り方
フォーシームのストレートの握りから少しボールを回転させたような握り方です。人差し指と中指の腹の部分を縫い目にかけます。親指・薬指は縫い目にかけません。
握り方画像
投げ方
リリースの瞬間、地面にたたきつける様なイメージでしっかりと腕を振ります。
狙いどころ
クロスファイヤー(左投手が右バッターの内角方向に投げること)を基本とする投球スタイルの菊池雄星投手。スライダーも右バッターの低めを狙っていきます。わざとワンバウンドさせるくらいの低目のコースを狙っているようです。
球速
128㌔-141㌔
2015年からスライダーの速度が速くなってきているようです。
変化の軌道とバッターの反応
ストレートと同じような軌道から、突然壁に当たるように右バッターの膝元に沈み込んできます。ワンバウンドするような低めの球に手を出して三振するシーンをよく見かけます。
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参考動画
スポーツニュース番組にて亀梨和也さんがキャッチャーをする企画で菊池投手がスライダーを投げています。キャッチャー目線でスライダーの変化を見ると、ストレートの軌道から突然食い込んでくる様子がよく分かります。
ブルペンでの菊池雄星投手のスライダーです。